病気になってしまった時、しかもその病気が完治しない病気だと知った時、どこにもぶつけることのできない不安と怒りにまみれるものだと思います。
そして病気から目を背け、何事もなかったように生活を送ろうとするものではないでしょうか。私はかつてそうでした。けれども結局、何か症状が出る度に「自分は病人なんだ」と突き刺され、敗者であり続ける日常。
だったらせめて、どういう道を辿るのか知ってみたい。そんな風に願う難病患者は沢山いることでしょう。
このブログは、全身性エリテマトーデス(SLE)と双極性障害患者である筆者の日常に特化した日記を綴っていくつもりです。同病で悩んでいる人はもちろん、興味を抱いて読んでくださる人、色々な方に読んでもらいたいです。そして少しでも病気に対する理解を深めてもらえればと思いますし、疑問や不安を潰すことができるのならば幸いです。
写真は日光過敏の私をホテルの部屋に置き去りにし、ズカズカと海へ向かう息子です。