このブログを始めて数日、私なりに調子良く投稿しているつもりだ。書くべきことは双極性障害だけでも七年患っているだけに、無限とまでは行かなくともある。
ところが今朝、公開していない状態ではあったが私に断りもなく勝手に主人が投稿していた。
主人としてみれば、「僕が書く記事はこういう感じだよ」という具体例を示したかっただけなのだろう。
昨日口頭で主人から提案があった。私のブログに主人の記事も載せてみてもいいかどうかという。記事の内容としては、主に病気に関わる事務的なことの豆知識なんかを掲載したいらしい、ということ。
そして今朝主人も息子も出掛けた後、布団の中で寝ていると主人からメールがきて、中身を開くとまさに、私のブログに彼の文章が掲載されており、その私の書き方とは違う文章の進め方を目の当たりにして、感情が抑えられなくなった。
何してくれたんだクソ野郎はよ、人の陣地を荒らしてくれるなと、怒りで燃え盛り、しかし主人は出勤した後。
LINEなんてやったこともない私は20通以上に及ぶ罵詈雑言を並べ立て主人に送り付け、それでも感情がおさまらず、直接電話攻撃。
主人は私のこういう状態に慣れているのだろう、あっさりと携帯の電源を切った。そのことが余計に私の怒りを煽り、主人の会社まで電話してやろうと思いつくも、部署名がわからない。
己を鎮めるべく布団の中で一眠りすることにした。
双極性障害には様々な症状があるけれど、私の場合、怒りが特に抑えられない。
怒りは暴力行為につながるので、薬でどうにかしてもらいたいものだけれど、止まらないことが多々ある。大抵は自分のペースを乱されたことに端を発し、発作が起こる。そして相手の悲しそうな目や表情はピリっとイラつかせ、さらに私を暴走させる。
つい数日前もちょっとしたこと(私にとっては許せない出来事)に怒りが抑えきれず、ドアに椅子を投げつけ、結果ドアに穴のような凹みを作ってしまった。これまでにも数々の怒りを主にものに当たることで、おさめてきたように思う。主人のスーツをハサミで切る、テーブルの上に並べてあった夕食を下に投げ落として、居間が割れた食器の破片だらけになったこともある。
本人は勿論コントロールすることができず、誰にも手がつけられない、嵐が過ぎ去るのを待つ。
さて一眠りした私の心からは、怒りの気持ちはなくなり、主人に甘えたい気持ちでいっぱいになっていた。でもまだ電源を切っているのかもしれない。おそるおそる電話してみる。
つながった。