スポンサーリンク

双極性障害と診断されるまで(後編)

精神的には良い状態の時、主人と出会い結婚した。結婚できたと言い直した方がいいのかもしれない。さらに言い方を替えるならば、結婚詐欺なのかもしれない。

前編にあるように結婚前から明らかに双極性障害を患っていたのに放置、たまたま心も体も調子の良い、病気が落ち着いている時期に主人と出会い、普通の男女のようにお付き合いを経て結婚したからだ。

結婚後半年くらいは新婚らしい、穏やかな生活を送っていた。普通の主婦ができていた。そして結婚半年ほどで息子を妊娠したのだが、こちらはSLEを悪化させる結果になり、入退院を繰り返しゴタゴタした。

妊娠とSLEばかりに目を向けられ、まさか精神が病んでいるだなんて誰も気付けるような状況ではなかった。

しかし息子の出産が引き金となったのだろう。出産後8ヶ月で、私はある日布団から起き上がれなくなった。再び精神科を受診。以前に受診拒否した医者が今度は即鬱病と診断し、鬱の薬を服用するようになる。

けれど一向に治らない。一週間に一度精神科を受診する。なかなか自分の力では起き上がれないので、受診日は主人が会社を毎回休むか、半休でついてきてくれた。場合によっては保育園に預けている息子を迎えに行き、そのままタクシーで女子医大まで片道7000円もかけて行く。経済的なことは厳しかったけれど、使いものにならない私を治したいがためにか、主人もそのことを責めるわけではなかった。

1年半くらいそんな日々を送った時「母が双極性障害なのですが」ということをたまたま担当医に話したことがある。

母は随分以前に診断を下されていて、薬でコントロールされた生活を送っていた。

すると担当医が即遺伝的要因を疑った。双極性障害というのは遺伝する可能性がある病気らしいのだ。

双極性障害の鬱状態ばかりが目立ち、躁状態のエピソードが鬱に隠れていたと担当医は判断したのだろう。私に躁状態時のエピソードをいくつか語らせ、整合がさせたのか双極性障害の治療に切り替えた。

ちなみに私の場合遺伝的要因も疑われるのだろうが、SLEによる精神症状、ステロイドの長期間服用による副作用、これら全て双極性障害を引き起こしている可能性があるということだ。だからであろう、担当医は何が原因で双極性障害に陥ったということは断定しない。

まあこれは精神科の医者に限らず、たいていの医者がそうなのだけれど。

結局理由は分からないけれど、鬱病の薬よりどうやら効くらしいという、尿検査や血液検査で得られたデータを見て判断したわけではなく、担当医の感覚的な判断で私は『双極性障害』と診断し直された。

【お知らせ】息子(小2)がブログをやっています。→かっちゃんブログ
ランキングに参加しています。
にほんブログ村 病気ブログ 全身性エリテマトーデスへ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へ
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする