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ママ友はいません その2

ママ友がいないのは面倒臭いからだ、ということは以前の記事に書いた。

では何故面倒臭いのかといえば、『悪口合戦の仲間にされるのが鬱陶しい』だとか『相手のことを嫌いなのに、ニコニコしながらお話しなければならない』とか、そういったことも確かにあるけれど、理由は結局これ。

病気が安定していないので、皆に合わせることができない、それだけだ。

SLEにしろ双極性障害にしろ、常に病気が不安定な状態である。

病気が1つだけならともかく、2つあるので年間で揺らぐ時期が沢山あることになる。

それらに対応しているだけでも大変だというのに、ママ友たちのおしゃべり(主に悪口)などに付き合わされることができるのだろうか。

正解は『できない』のだ。

けれど見た目が普通の人と変わらないので、言わないと病人だと気付いてもらえない。

そして病気をいちいち宣言するのも何なので、特に告げることもない。

そうするとお母さま方は想像がふくらみ、勝手な噂話を咲かせるのだろう。

そんな場所へ参上しても面倒臭いだけなので、そういう場を避けているのだ。

それでも連絡先を聞いてくる人というものはいるもので、「LINEやってない」とこちらがやんわり断っているのに、携帯のメールアドレスをズカズカ聞いてくる。

どうせ一往復のメールのやり取りしかしないくせに聞いてくる。なんのためのメールアドレス交換なのだろうか。

もしかしたらアドレスを聞いて、私の深い部分を暴き出そうとでもしているのだろうか。そんなことが透けて見えてしまう。

よく分からない駆け引きと、病気の強弱の波を同列に語られたくない。

お母さま方というのは、他にやることが沢山あるのではないか。

子どもの習い事の送り迎え、今日の夕飯の内容を考える、明日のお弁当を考える、その他にも勿論やるべきことはあるだろう。

悪口に花を咲かせている場合ではないと思うけれど。

そしてこれらの下らないストレスにさらされるのが、最も病気に障るのだということを私は知っている。

私にはママ友がいない。

それは心と体が穏やかでいるため。

つまりは家族に迷惑を掛けないため。

別に良い子でいようとしているわけではない。

それが私の健康の保ち方というだけ。

今日は午前中、息子の学校では懇談会だけれど、私は行かない。

そこにはマウントしあう母親たちがいて、腹の探り合いが繰り広げられるだけだからだ。

「うちの子さえ」という曲がった気持ちをブラつかせながらも、おっとっととGUCCIのバッグにしまい込み、隣のお母さまのバッグがどこのブランドのものかをチェックする。

こんなことで体調を崩してしまうなんて、馬鹿馬鹿しいではないか。

だから私にはママ友はいない。

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