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お楽しみ会に出席する

本日息子のクラスで開催された『お楽しみ会』に出席してきた。これは子どもたちが親に、日頃の感謝の気持ちを伝えるというのが趣旨の会なのだと思うけれど、人が、人が多くて気疲れしてしまった。

気疲れすることは予想がついたので、主人だけに出席してもらって、私は家でその話を後で聞くというスタイルでもよかったのだが、きっと皆はお母さんが参加するだろうから、息子だけお母さんが来ていないのも可哀そうかな、と気力を振り絞って参加してきた次第である。

主人と二人してお楽しみ会の会場に到着すると、息子の友だち何人かに声を掛けられ案内される。彼らの親切をとてもありがたく思う一方、(なるべく放っておいてほしいんだけどな)と人の親とは思えない言葉を心でこっそり吐く。

会のはじまり。まずはクラスの皆で『虹』という歌を合唱。一小節目を聴いただけでこみ上げてくるものがあり、涙をこらえるのに精いっぱいだった。

他の親御さんたちの中には、私のようにグッときている感じの人が見受けられなかったので、とにかく涙を我慢するためにせっかくの合唱なのにあえて聴かなかった。

まともに歌を受け止めてしまったらいつまでも涙が止まらず、精神が不安定な人だと疑われてしまうかもしれないので、本当は聴きたかったけれど、止めておいたのだった。

次にジャンケンゲームがはじまる。ルールは簡単で、ジャンケンをして負けた人が勝った人の後ろにつき、結果、大蛇のように皆で連なり、アハハハと楽しさを共有しより親しさが増す、といったところか。

このジャンケンゲームは二回行われたのだけれど、なんと一度も私とは誰もジャンケンしてくれることはなかった。よほど私の内側から醸し出す『こっちくんな』オーラがきつかったのか。また、確かに私本人も望んでいたことであったのだけれど。

次にドッヂボールがはじまる。親も参加する形で行われ、我が家は勿論私ではなく主人が参加する。(いい大人にもなって、子ども相手に本気で投げているオバサンがいるな…)と悪態を己の内でついたり、子どものボールの取り合いをみて、(皆、目立ちたがりなんだなあ)とこちらも己の内でゴチャゴチャとほざく。

心が完全に腐っていた。

そのような精神状態で如何に普通を装うことが難しく、何度も帰りたい、と息子に申し訳ないけれど願ってしまっていた。

はやく終わらないかと、時計の針ばかりを目で追う。

安定剤を飲んでお楽しみ会には参加しているのに、心はとても不安定で、所在なくパイプ椅子に座っているだけだった。

何人かの親御さんとは一言二言言葉を交わしたけれど、そんな挨拶程度の会話にもならないほどなのに、グッタリと疲れた。

変な汗をかいたのか、背中に大きな汗の粒がすーっと流れていくのが分かった。

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