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SLE患者の家族

息子が朝の5時ピッタリに起きてきた。理由としては主人が早朝出勤するので、「いっていらっしゃい」が言えなくなるということらしいのだけれど。

主人と私とで眠い眠いと言いながらも何とか体を起こしてそれぞれの作業をしていると、目を血走らせて「おはよう!」と起き上がってきたわけだ。

何だか波乱の1日の幕開けを予感させるではないか。

さて私は、月曜に体調がすごく悪かったので翌火曜の昨日は、とうとう熱が出てきてしまい寝ていた、床で。お布団ではなく。

というのも息子が珍しくおねしょをしてしまい(私のお布団で)、体を休める場所を奪われ、仕方なく居間の床暖房にへばりつき体調を整えようとしていた。

ところが床なので当たり前だけれどゴツゴツとし、私に何の安らぎも与えてくれない。それに床の温度設定は低いのに、暑いのか汗がひっきりなしに流れてくる。

そんなわけで一応熱を測ろうと体温計をわきにはさみ、気軽な気持ちで結果を待っていた。するともうすぐ38度に届くわりと高熱をはじき出したのである。

私の頭の中は入院の文字が駆け巡り、すぐに主人に連絡をする。

主人が家のことはこれから帰ってやってくれると言ってくれ一時間くらいで家に帰ってきてくれた。

正直昨日は息子の大事な習い事があったので、それに連れていけなかったらどうしよう、と悩んでいた。そのことは主人に言わなくとも伝わっていたようで、「習い事、連れていくから大丈夫だよ」と一言声を掛けてくれた。

そういう昨日の会社早退があり、本日はこれを補うための早朝出勤なわけであるけれど、こんな風に私たち家族はギリギリで余裕のないところに暮らしている。

主に私が熱を出すと主人がSLEの再燃を疑い会社を早退して帰ってきてくれるので、その分をどこかで取り戻さなくてはならず、月末近くになると、こうやって早朝出勤をすることも珍しくはない。

でもまだこの程度ならましなのかもしれない。

いよいよ入院となると、主人は病院で私の世話もしなければならないし、まだ息子も小さいので息子の世話もしなければならない。二人の世話だけならまだいいのかもしれない。これに加えて会社があるわけである。

決して健康ではない主人なので、いつ倒れてもおかしくない状態なのに「結構丈夫にできているから、大丈夫」なんて私を安心させようとする。

けれど大丈夫のはずがない。やっぱり時々倒れて、高熱を出したりする。

この負のスパイラルから抜け出すためには、大本のSLEを断ち切らなければ解消されることではないのは誰もが分かっていることだけれど、SLEってのはしつこいんだ。私にいつまでもいつまでもぶら下がっているんだから。

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