体がもう限界を迎えようとしている。
昨日の夕方より頭痛と体のきしみ、強烈なだるさのようなものを感じる。
理由は明白で、春休みに息子の面倒を見ていたから、ということになるだろうか。
普段ならほぼ一日布団で寝ている私がだ、突然普通の母親のような振る舞いをしたことが原因だと思われる。
そんな中昨日の明け方、お腹が空いて起きたのだろう。これは今までにもよくあることだ。
とにかく起きて、冷蔵庫の中を漁るのではなく、洗面所にあるボディークリームを台所に持っていき、そして蓋を開け、フォークを出してきて中身をすくい、食べたようなのだった。
食べた時点で不味いので気付いて目が覚め、急いで口のものを吐き出したのだけれど、こんなに寝ぼけたことは人生はじめてである。
もうその位体はハチャメチャにイカれているわけだけれど、春休み最終日、今日が終わればもう息子を学校へ送り出せるからと(休み中学童へ行かせることも数回あったけれど)、精神を集中させ、何かの運動に取り掛かる如く、1日をやりきるしかない、と思っている。根性論に近いか。
普段はステロイド薬を服用して体の状態を上げているのだけれど、通常量だけではこの時期足りないのだろう。
またお母さんぶらず、息子を毎日学童へ出していれば、こんな状態にはならなかったのかもしれない。
けれど4月から小学校2年生の息子だけに「僕だけどこも連れて行ってもらっていない!」という、幼稚園や小学1年生ではなかった感情が芽生えており、それは可哀そうだし、そういうことだったら連れて行ってあげよう、と私なりに頑張っていたつもりだけれど、このザマだ。
いや、春休みなどまだいい方かもしれない。
これからやって来る夏休みは今回の休みよりずっと長い。
時間を持て余し、かといってお金を持て余しているわけではないので、息子をどう説き伏せ、学童も利用しながら『それっぽい夏休み』の思い出を心に残してあげられるか。
これは今後の課題であり、遂行するには変な話、ステロイドの量を増やしてもらわないとやっていられないと思われる。
勿論そういった『夏休みを楽しみたいんで』という理由で増やしてもらえるとは思えず、ステロイド薬であるプレドニン、プレドニゾロン合わせて12mgという限られた量の中で頑張っていくしかないわけだけれど。
もうすぐ春休みが終わる。でもこれは夏休みの練習、準備期間で、序章にしか過ぎない。いきなり夏休みを迎え、心も体もびっくりしないための。
ああ夏休み、私は寝ぼけてどんなことをしでかすか、そこだけは少し楽しみなような、そうではないような。
どんな母親も長期休暇をいつも以上に頑張るのは、キレイごとというわけではない。
『子どもに沢山良い思い出を作ってもらいたい』これに限るのではないか。