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ダメな先生

先日心身医療科を受診する当日の早朝、私はなんとボディークリームを食べて気持ち悪くて吐き出したのだった。完全に寝ぼけていた。

現場の状況も含め、もっと詳しく書くと、朝方お腹が空いて起きたらしい。これはよくあることだ。

そして通常ならば冷蔵庫にあるものを漁って、何か見つけ出すとモグモグするという、若しくは何か適当にグビグビ飲むという、とても息子には見せられない行儀の悪いやり方で空腹を満たすのだ。

これらの行為は完全に覚醒している上でのことなので、多少の罪悪感を感じながら再び寝床へ舞い戻るという記憶すら鮮明であったりする。

ところがこのボディークリームに関しては、クリームを口に入れてムシャムシャするまで全く記憶がなくて、現場の状況からすると私はクリームの大きな瓶のふたを開けて、それをフォークですくっている形跡があったのだ。

とにかく苦みで目が覚め、口の中のものを吐き出し、何もなかったかのようにその場を立ち去ったわけだけれど、犯行に及んだまま、後片付けもせずに再び眠りに入ったために、朝主人に見つかってしまった。

私は寝ぼけることがないし、ちょっとこれは可笑しいな、ということで、丁度当日心身医療科の外来の予約があったために、早朝の失態を先生にぶちまけてみることにした。

先生は驚いたようで、というのもそういう寝ぼけ方をしている患者に出会ったことがないらしく、はじめは興味深く聞いていたのだけれど、段々ニヤニヤと変わっていった。この先生の嫌いなところだ。

「じゃあ、睡眠専門の先生がいるから、聞いておくね」

本当に重要だと思っているのだろうか、多分思っていないことは態度で分かる。

私の方もだ。いつも心身医療科に行っても話のネタがないので、ネタとして早朝の出来事を提供したのに、面白がっているようにしか受け取れなかったし、もうこれ以上この先生に相談しても仕方ないなあ、とバリアを張る。

そんなこと言ってもこの萩原先生(仮名)は、女子医大で今まで私が診ていただいた先生の中ではマシな方なので、ダメダメな先生というのはとことんダメなわけである。勿論教授レベルでもダメな先生はいる。ううん、むしろ教授の方がダメダメの場合が多かったりする。

でも私たち患者が医者のことをダメだと突いても、何の解決にもならなくて出来ることといえば、先生を代える、病院を代える、先生の言うことを可笑しいと思いながら聞く、先生にケンカを売る、この位でしょうか。

でも何れも大抵は、何の向上にもならんのですが。

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