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ごろ寝の理由が欲しかっただけなのかもしれない

息子が昨日から学校を休んでいる。今流行りのインフルエンザではなく、扁桃腺が腫れて休んでいる。

生まれつき扁桃腺が大きい息子は、普通の子どもより腫れやすい。そこで今回も「喉が痛い」「飲み物が痛くて飲めない」と訴えるので耳鼻咽喉科へ連れていくと、やはり腫れていた。

扁桃腺が腫れるというのは、だいたい発熱も伴ってくるものなので心配しているが、今のところ熱らしい高熱は出ていなく、食欲も本当はあるのだろうけれど、喉が痛くて飲み込めないという理由から、あまり食べられていないのだろう。喉ごしのいいもの、プリン、ゼリーなどという、お決まりのものは買い揃えてはいるけれど、本人はなかなか手をつけようとしない。

「ケーキはどうかな?食べられるんじゃない?」

好物のケーキならば食いつくのではないかと、何気なく提案した。すると息子は「食べる食べたい!」と騒ぎだし、昨晩近所のケーキ屋へ主人が自転車を走らせた。買ってきたケーキは4つ、さて食べきれるのか?

ところで私は出産を機に甘いものが苦手になってしまった。最近こそ無理すれば食べられるけれど、少し前までは全く受け付けなかった。

息子は4つあるケーキの内の一つ、チョコレートケーキは完食した。しかし「チョコが喉にしみる」という、不吉な言葉を残して眠りに付いた。あと3つ残っているのだけれど、食べきれるのだろうか?

翌朝である今朝、「お母さんも食べるかなと思ったから買ってきたよ」と、主人がケーキ箱からチーズスフレを出してきた。その一つは私への優しさだったのか。正直、食べたくなかったけれど、小さめのケーキだし、なんとか食べあげた。

9時頃、息子がケーキ箱の中にある昨日とは別のチョコレートケーキが食べたいと言い出す。お皿に乗せ運ぶと、物凄く行儀の悪い感じに皿の上を食い散らかし、半分食べたところで「喉が痛いから食べられない」と突っ返される。仕方なく残りをいただく。まあ何とかこなせた。

さあしかし、あと一つショートケーキが残っている。私が考えるケーキの賞味期限ギリギリまで寝かせておき、息子にも食べないことを確認して、結局私が着手することとなった。

甘い、苦手だ。お茶で流し込むように片付けた。胃がおかしくなりそうだ。ケーキを朝から2個半もいただいたわけだから。

出産前はあんなに甘党で、クッキーの箱なんか家にあれば1日で一箱、私一人で食べきっていたぐらいなのに、今ではとてもそんな気が起きない(双極性障害の薬が合わなく、副作用で食欲旺盛になった時は別として)。

SLEになってから、意識して自分の生活態度をかえたことはいくつかある。例えば日焼けしないように気を付ける(日光過敏、病気が悪化する)、ウィンタースポーツはやめる(寒いところに長時間いると、病気が悪化する)、人混みに行くときはマスクを着ける(感染症にかかりやすい)、などなど。

けれど脱甘党のような、特に意識したわけではなく、体の方から拒絶してくるという事態ははじめての経験であった。SLEがそうさせたのか、妊娠、出産がそうさせたのか、分からないが。

そしてこの脱甘党、コレステロールの数値が多少良くなった程度で他の数値は特に動かず、単なる自己満足の域、1番は甘いものを欲することがなくなったという、それだけのことでしかない。

寧ろ甘いものを食べない分は、その隙間はしょっぱいものや辛いものを多く食べることで埋まり、結局体に悪いことをしているという、色の違う同じ形のパズルのピースをはめ込んでいるようなものだ。

ということで昼下がり、息子は居間で工作したり絵を描いて遊び(熱はない)、私はケーキの食べ過ぎを理由に布団の中でごろ寝するという、安静スタイルで過ごしている。

いつもほぼ一日中寝て過ごす私と、その横で一人遊びする息子が同じ午後を過ごす、我が家ではよくある光景だ。

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